リチャードコシミズの原点【オウムの真相を知るイキサツ】━③1999年10月30日午前

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 1999年10月30日土曜日 警視庁に到着すると、二人がロビーまで出迎えに来た。長門勇に似た小柄な小野警部補、額の禿げ上がった眼鏡をかけた長身の鈴木であった。参考人聴取室に案内されると、30代前半と中年二人の3人が中で待っていた。

 アーテックでの3人の死亡案件、持参した資料を一通り説明した。事情聴取は小野善久(おのよしひさ)、書記役は鈴木であったが、結局調書は作成されなかった。告発メールの写しが小野の手元に無いので、不思議に思った。

 昼時に鈴木から部屋にカバンを置いてと促され、小野、鈴木、30代の刑事の3人がついて1階の食堂に下りていった。残った中年刑事たちにはカバンの中身を調べることが出来た筈である。
 この時の話題に、小野がタンクローリーの爆発事故の捜査で忙しいと言った。後でわかったのだが、この事故の運転手が創価学会の地区支部長であった。創価の仲間をかばうために、警視庁の創価警察官である小野が駆り出されたと考えると、納得がいく。
 食事の後喫煙所で、部外者に聞かれてはまずいらしく、鈴木は「ここでは例の話はしないでください。」と言った。

 午後も聴取は続いた。鈴木が聴取室を出たり入ったりし、酷く動揺している様子が窺えた。どうもおかしいと感じた。マスコミの信原麗と接触があると伝えたが、組織の仲間だからか一言も発言しなかった。
 特に話し残したことはなかったが、再度11月3日(祝日)に来てくれと依頼された。鈴木はウイークデイでは都合の悪い理由を説明せず、再三休日を主張した。

 3人が違う病院で死亡していることから、殺人を請け負う複数の医師のネットワークが存在すると考えた。地下組織が暗躍していると判断した。オウムを偽装した別の宗教団体の支配下にある連中かも知れないと考えた。
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